不況に強いビジネスモデル

最近、リチャード・クーさんの本を読み続けています。

読みながら、世界的不況に強いビジネスモデルは、何だろうと、ずっと考えていました。

そして、その解答の一つは、すでにこれまでやってきていることの中にあることがわかりました。

リーマンショック以前の金融業界は、正直私はあまり好きではありませんでした。

お金がジャブジャブと余っていて、日本に来る外国人ビジネスマンの多くが、六本木で会社の経費で派手に飲食などを行うことが通常でした。  

外資系金融ITベンチャーの、日本の担当をしていた私は、上司等が来日するたびに、六本木に付き合う羽目になり、無駄に使うお金や時間を、嫌だな・・・と内心思いつつも、それも仕事のうちと自分を納得させていました。

しかし、リーマンショック以降、金融業界は様変わりしました。 派手に稼ぎ、派手に遊んでいた割に、仕事をきちんとやってこなかったような人たちは、徐々に業界から消えていきました。 

金融業界は、拡大期を終え、じわじわと縮小し始めているのをここ10数年、肌で感じ続けています。

そんな中、常にビジネスの新規開拓を行ってきた私は、リーマンショック以前と違って数の少ないチャンスを、結果につなげる、ということを粛々とやってきました。 そして、そのような結果の多くは、新規で飛び込んだ先の結果ではなく、システムのユーザーである顧客に、きちんと対価に見合ったソリューションを提供し、日本の会社と外資系の企業間で起こる様々な、文化的、人的問題を常に解決し続けてきた結果として得た、レピュテーションや、紹介などによって、もたらされたものでした。

不況というと、非常にネガティブにとらえてしまいますが、順風・逆風にかかわらず、つねに厳しく仕事をしてきた会社や人にとっては、逆にチャンスと言えるのではないかと思います。 

というのも、不況下では、お客さん側にも、そういうしっかりとした考えと、ビジネスの姿勢をお持ちな方が多く、適正なソリューションを、適正な価格で提案している限り、その業界が消滅しない限りは、十分生き残っていけますし、結果も積み上げていくことができます。

この数週間、かなり考えた末に、たどり着いた答えがこの答えだったことに、拍子抜けする一方、改めて、自分の道が間違っていなかったように思え、自信が湧いてきました。

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